授乳でむせるから肺炎が心配?むせる理由とすぐに試せる3つの対策!

むせる あかちゃん 対処法育児

授乳中に赤ちゃんがむせて、心配になっていませんか?

その問題、この記事を読んでいただければ解決します。

「ケホケホ…」授乳中に突然むせる我が子。

真っ赤な顔で苦しそうなので心配になっちゃいますよね。

わが家の息子は、生後2週間ほど経った頃からむせることが多くなりました。

むせる頻度があまりにも高いので、すごく心配に。

でも、原因や対処法を知っておけば大丈夫です!

わが家の息子肺炎や気管支炎になることなく元気に過ごしています。

今回は、第2子を出産後まもなくして体験した“むせる赤ちゃん”について、原因むせないための対策などを詳しくご紹介します。

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新生児が授乳中にむせる!

新生児がこんなに むせて大丈夫なの!?

そんな風に思うママも多いんじゃないでしょうか?

じつは、私もその一人だったんです。

息子を出産して入院中は、むせることもなく「上手におっぱいを飲む子だな」と思っていました。

生後2週間ほど経った頃、授乳中に突然むせた息子

最初は「おいおい、大丈夫か?」くらいにしか思っていませんでした。

赤ちゃんは本能で生きている!

そして日にちが経つにつれて、少しずつむせる頻度が高くなっていったんです。

しかもわが家の息子…飲み方が急に変わり“母乳が気管に入ったんじゃ…?”って状況なのに、まだ飲み続けていました。

しおん
しおん

むせてるんだから、飲むのやめなさいよ…

「赤ちゃんってホント、本能で生きているんだな」と思いました。

そうこうしているうちに、さらに苦しそうな顔でむせる息子。

顔を真っ赤にしてケホケホ少し落ち着くとすぐに、また飲み始めます。

そんなことが1日に数回起こるようになりました。

「こんなにむせる赤ちゃんって、なんかおかしい?」

「気管が弱いとか?」

「肺に母乳が入って肺炎とかになっちゃわない?」

どんどん心配に・・・。

赤ちゃんがむせて、苦しそうだけど気管支炎になる可能性はある?

あまりに頻繁に赤ちゃんがむせると、気管支炎などの心配をしてしまいます。

大人なら、むせても そのとき苦しいくらいで大したことはないですよね。

でも、大人ならそれで済むけど、か弱い赤ちゃんにとっては一大事なんじゃ…?

ここからは『むせることで肺炎や気管支炎になる可能性があるのか』『要注意な症状』について詳しく解説します。

肺炎や気管支炎になる可能性は低い!

むせることによって肺炎や気管支炎になる可能性は極めて低いのです。

『むせる』ということは、人間の防衛反応の一つ。

気管に入った、もしくは入りそうな母乳やミルクを咳込むことで外に出しているんですね。

なので、授乳中にむせることが原因で、赤ちゃんが気管支炎や肺炎になる可能性は ほとんどないのです。

しおん
しおん

むせるから気管支炎や肺炎になるのではなく、気管や肺に母乳やミルクが入らないようにむせているんです。

チアノーゼには要注意!

赤ちゃんが授乳中にむせたときに、注意しなければいけないことがあります。

それは、チアノーゼ。顏や唇が紫色になっているときです。

チアノーゼは、無呼吸で血液中の酸素濃度が低下しているときに起こります。

とはいっても、チアノーゼが起きたらどんな状況であれ危険!というわけではありません。

しおん
しおん

血液中の酸素濃度が低下…ってことは、脳に障害が残ったりする?

考えただけで恐ろしくなっちゃいますが、すぐに戻れば大丈夫!

チアノーゼが脳に障害などの悪影響を及ぼすのは、20秒以上無呼吸のときなのです。

20秒って短いようだけど、実際に計ると結構長いんですよね。

なので、赤ちゃんが授乳中にむせて少しの間呼吸が止まっただけなら、そんなに心配しなくて大丈夫です。

もしも「赤ちゃんの20秒近く呼吸が止まる」ということが起きたら

かかりつけの小児科の先生に相談してみてくださいね。

授乳姿勢を変えればなくなる?むせる理由と対策!

しおん
しおん

気管支炎や肺炎なんて恐ろしいことになる可能性がほとんどないのは分かったけど

やっぱりむせている苦しそうなわが子を見ているのはツライよ…

「むせないためにできる対策ってあるのかな?」

「むせちゃったら、私にできることってある?」

新生児がむせるのには、いくつか理由があります。

その理由と授乳姿勢などのすぐにできる対策をご紹介しますね。

赤ちゃんが授乳中にむせる理由

そもそも、なんで母乳やミルクが気管に入りそうになるのでしょうか?

  • 母乳やミルクを飲むのが上手じゃないから
  • 母乳やミルクの出る勢いが強いから
  • 赤ちゃんが眠いから
  • 飲みすぎて母乳やミルクが逆流しているから

赤ちゃんがむせる理由は、思っていたよりもたくさんありました。

一つずつ見ていきましょう。

赤ちゃんが飲むのが上手じゃないから

赤ちゃんが母乳やミルクを飲むのが『まだ上手じゃないからむせている』という可能性があります。

普通に母乳やミルクを飲めているように見える赤ちゃん。

でも、赤ちゃんが初めて母乳やミルクを飲むのは産まれてから。

なので“物を飲み込む”というのも、まだまだ練習中なんですね。

母乳やミルクが出る勢いが強いから

赤ちゃんが一度に飲み込める量に対して母乳やミルクの出る勢いが強いことも、原因の一つです。

うちの息子もむせておっぱいから口を離すと、母乳がピューっと出ていることが多かったです。

考えてみたら…大人でも水鉄砲で水を飲もうとしたら、喉に勢いよく水が当たってむせますよね。

…もう子供じゃないんで、やりませんけど(笑)

赤ちゃんが眠いから

赤ちゃんがむせるのは、眠いからという可能性もあります。

赤ちゃんが母乳やミルクを飲みながら、寝てしまうことも多々ありますよね。

うちの子の場合は、それがほとんどです。

寝ながら飲んでいると、上手に飲めなくてむせてしまいます。

しおん
しおん

この他にも、飲みすぎたときに胃から母乳やミルクが逆流して、むせることもあります。

むせないための対策

ほんの少し気を付けるだけで、授乳中にむせる回数を減らすこともできます。

むせないために、できる対策をいくつかご紹介しますね。

授乳姿勢を変えてみる

新生児だと横抱きやフットボール抱きで授乳している方が多いと思います。

赤ちゃんがむせないようにするためには、縦抱きレイドバック法も試してみてください。

レイドバック法

レイドバック法は、出産直後のカンガルーケアのような姿勢での授乳です。

ママがクッションなどに もたれかかって、後ろに上体を倒した姿勢でお腹に赤ちゃんを乗せて授乳します。

最初は戸惑うかもしれないですが、慣れるとけっこうラクに授乳できますよ。

しおん
しおん

縦抱きは、むせる対策だけでなく乳腺炎予防の目的でもやっていました。

新生児ちゃんは、縦抱き授乳のときは首をしっかり支えてあげてくださいね。

少し搾乳してから授乳する

『むせる』対策に、少し搾乳してからの授乳も有効的です。

赤ちゃんが泣いていると、一刻も早く授乳しなきゃと思ってしまいますよね。

ですが、赤ちゃんにはちょっとだけ待ってもらって、搾乳して母乳が出る勢いを少し抑えてから授乳してみてください。

赤ちゃんも母乳が飲みやすくなるので、おすすめです。

搾乳は手でしぼるよりも、搾乳機の方がラク!

いったん授乳を終わりにする

私は、“口は何となく動いてるけど、寝ているな”と思うと、授乳を中断していました。

先述したように、夢うつつで母乳やミルクを飲むとむせやすいので、そんなときは一度、授乳をやめちゃうのも手です。

baby
baby

そんなこと言わないで!ちゃんと本気で飲むから!

と赤ちゃんが泣いたら、もう一回授乳すれば大丈夫です。

むせたときはどうする?

むせないように対策したけど、むせちゃった!というときは…

  • 赤ちゃんの上体を少し起こしてトントン

赤ちゃんの体が横になっている状態だと、やっぱりむせやすいし気管に入った母乳やミルクも外に出にくいです。

なので、上体を起こして優しく背中をトントンしてあげます。

私は、余裕があるときはゲップをさせるときみたいに赤ちゃんの頭を私の肩に乗せて、背中をトントンしていました。

授乳中にむせる赤ちゃんについてのまとめ

  • 授乳中にむせることが原因で気管支炎や肺炎になることはない
  • むせる原因を探りつつ対処法を試してみる
  • 月齢がすすめばむせることも減る

むせる赤ちゃんって思っているよりも多いです。

苦しそうで心配になってしまいますが、原因や対処法を知っていれば慌てず、不安にならずに済みます。

これからだんだん成長して、飲むのも上手になっていくと むせることも減ると思います。

我が家の息子も生後3ヶ月ころには、気づいたら ほとんどむせなくなっていました。

もちろん肺炎や気管支炎にもならずに、元気に成長しています。

赤ちゃんがむせるのは、月齢の低い今だからこその悩みなので焦らず、慌てずしっかり対処したいですね☆

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