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あなたは、『ダブルリミテッド』という言葉を聞いたことがありますか?
- 早期英語教育がダブルリミテッドの原因って本当?
- 子どもに英語教育を始めたいけど、ダブルリミテッドが心配
- ダブルリミテッドについて詳しく知って、対策を取りたい
そんな疑問や心配をお持ちではないでしょうか?
ダブルリミテッドは言語だけの問題ではなく、思考力にまで影響を及ぼしてしまいます。
そうなれば『成人して会社に就職する』という一般的な社会生活を送ることが困難になってしまう可能性もあるのです。
わが子がダブルリミテッドにならないために、今回は原因や対策を分かりやすく解説していきます。
この記事を読み終わるころには、ダブルリミテッドについて正しく知り、安心して子供に英語教育を始めていただけると思います。
ダブルリミテッド(セミリンガル)とは?
ダブルリミテッドは『セミリンガル』や『限定的バイリンガル』とも呼ばれます。
ダブルリミテッドとは、以下のような状態を指します。
セミリンガルという言葉はネガティブな意味の差別用語であるとして、近年は使われなくなってきました。
ダブルリミテッドの程度は人それぞれ。
つたない英語・日本語の人もいれば、敬語が使えないといった軽度の人もいます。
ダブルリミテッドによる社会での問題・弊害
英語教育をするうえで、ダブルリミテッドはなるべく避けたいもの。
とはいえ、実際にどんな問題や弊害が起こるのでしょうか?
つづいて、ダブルリミテッドによる問題点や弊害について、みていきましょう。
難しい言葉を理解できない・的確な言葉で言い表せない
『難しい言葉を理解できない』『的確な言葉で言い表せない』というのもダブルリミテッドによる弊害です。
ダブルリミテッドは、年齢に相応したレベルの言語を習得できていない状態です。
通常であれば5歳なら5歳レベルの、20歳なら20歳レベルの言葉遣いや言葉の知識があります。
しかし、20歳で5歳レベルの言語習得しかできていなかったらどうでしょうか?
家庭や学校、職場や友人との会話がスムーズに成り立たなくなってしまうことが想像できますよね。
日本語も英語も話せるけれど、どちらも5歳レベルの言葉しか使えない。
そんなことが起きてしまうのが、ダブルリミテッドです。
思考力が低い・理論的に考えられない
ダブルリミテッドは、単純に言葉だけの問題ではありません。
『思考力が低い』『理論的に考えることができない』というのも、ダブルリミテッドが直面する問題です。
人は言葉で物事を思考しています。
思考するときに『使える言葉の数』が少なければ、思考力が低くなってしまうのです。
思考力が低ければ、以下のような状態になります。
- 人に流される
- 思いつきで行動してしまう
自分で考え理論的に道筋を立て、行動に移すということが困難に。
大げさかもしれませんが最悪の場合、命の危険にもさらされる可能性があります。
このように、ダブルリミテッドは思考レベルにまで影響を及ぼしてしまいます。
ダブルリミテッドになる原因
ダブルリミテッドの原因は、先天的なものではなく環境や学習過程によるものです。
とはいえ、幼いころからの早期英語教育は、決してダブルリミテッドの原因ではありません。
早期英語教育のデメリット=ダブルリミテッドとはなりえないのです。
- 言語習得の過程において、英語・日本語の使い分けができていない
- 母国語をきちんと習得する前に、外国語のみの環境になってしまった
ダブルリミテッドの原因として、上記のような環境が考えられます。
ダブルリミテッド対策
ダブルリミテッドの対策としてできることは、日本語の教育を置き去りにしないことです。
日本で生活しているからといって、日本語は勝手に習得するものではありません。
1歳ころから言葉を話すようになる子供。
新しく触れるものや言葉を教えるときに『ゆっくり話す・簡単な言葉を選ぶ』などを親も無意識でおこなっています。
また子供の成長とともに、親も使う言葉の難しさを変えて話をしたり、子供が初めて触れる言葉でも分かるように説明したります。
このような親の配慮が、日本語の習得には重要なのです。
この日本語の習得過程を置き去りにして、英語教育に重点をおいてしまうとダブルリミテッドになる可能性が高まります。
さらに『第一言語レベルが発達していれば、第二言語レベルも発達しやすくなる』という研究結果もあります。
幼児英語教育の場合、英語耳を育てること・英語に慣れ親しむこと・多文化に触れることを重視しましょう。
英語教育の効果を得ようと、子供を英語ばかりの環境においてしまうなど、親が張り切りすぎるのは逆効果なので注意が必要です。
まとめ
ほかにも、学力の低さもダブルリミットの弊害の一つです。
ダブルリミテッドによる弊害は、その子の将来に関わる問題です。
子供に英語教育を始めるときに、親としては避けたいもの。
ですが、早期英語教育で得られるメリットはたくさんあります。
ダブルリミテッドを恐れるあまり、早期英語教育を行わないのは得策ではありません。
日本語教育を置き去りにせず、親子で楽しく英語教育を行いましょう。
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